「STEAL!」 宝箱

　眞鳥さんの設定にくらくら。
　王子と真眼の時を越えた再会ストーリーも良かったけど、他キャラと恋に落ちたらどんな感じだったかなー。


　歴オタ考古学大好きの亮一さんとだったら、結構いいお話になりそうだ。ぶっちゃけ非現実なロマンとしてフィトナを追っかける亮一さんと、フィトナは紛れもなく今ここにある現実（かなり重い）な眞鳥さん。暑苦しくもウザ爽やかにフィトナの切れ切れの情報を語る亮一さんについイラッとしてしまう眞鳥さん。
　亮一さんのリーダー、として責任を負う孤独さに陰ながら共感して、ついなにくれとなく世話焼いちゃう眞鳥さん。マイペースだし読めないやつだなーと思いつつも、随所でフォロー入れてくれる眞鳥さんにいつの間にか大分ココロ許してる亮一さん。
　亮一さんにしてみたら眞鳥さんは超レアな宝箱なわけで、自分の正体をばらしてしまいようなしまいたくないような、で葛藤する眞鳥さん。
　「それで、この地上のどこにもない国のことを知って、アンタはどうするつもりなんです？」
　「もし、何もかもわかったら、その次は…？」
　「鍵の開いた宝箱は、どうなっちゃうんでしょうねえ」
　とかなんとか。
　亮一さんなら、きっと悩みまくってもちゃんと受け止めて、「宝箱」じゃない眞鳥さんと二人で作るこの先の未来への道を示してくれそうな気がするがどうかなあ。