「三百年の恋の果て」 海野幸

　原作未読。設定につられてみましたｗ

　像に封印されて三百年恋した男を待ってた妖狐（子狐）とその封印をといた男の恋物語＋その親友の偏屈な神主と式神の二組のカプ話。
　二枚組でなかなかおいしゅうございました(*´∀｀)

　メインカプも大概可愛いが、脇の神主がイケズで素敵ｖ　妖狐に襲われないようにってお守りに数珠をくれる謎の人ですがｗ；（神道で数珠はないだろー）
　狐ちゃんは子狐だけあって一途で必死。結構な霊力があるらしいがとてもそうは見えないところがなんともいえないｗ
　しかし封印を解いた相手を三百年前の思い人の生まれ変わりと頑なに信じてる割に、「俺は絶対生まれ変わりじゃないから！　それでもいいのか」言われて、あっさり「今のあなたがいい」って言っちゃえるのはなんなんだろう。待ったり恨んだりしてた三百年分の思い台無し(；´Д｀)
　とりあえず口先はそういうことにしとけばいいやってことなら、まあ子供に見えても狐は黒いね！でそういうキャラとして愛でますが。…いいのか？

　神主と使い魔のカプも可愛い。マイペース傍若無人神主と苦労性の式神さん。霊力的に天才過ぎて屈折してる神主さんに、一途に尽くす式神さんが健気過ぎてなける。…神主が見合いするとか言ったらヤキモチと動揺で暴走しちゃう子だけどな！　「ほんとにお前には独自の意志があるのか？」言われてつり橋から飛び降り自殺かます子だけどな！(；ﾟДﾟ)
　…二枚目の後半３トラックしかないのにこっちのほうが印象強いのは主従効果かミキシン効果かｗ；

　音楽も結構雰囲気あってよかった！　衝動買いにしてはいい買い物をしました(*´∀｀)